Claude Code を Max / Pro プランで使っていると、「自分は実際どれくらいの量を使っているんだろう?」が気になります。ところが——Max / Pro では /cost コマンドが使えません(定額プランのため)。
そこで使うのが ccusage。ローカルに残るClaude Codeのログから、使用トークン量とAPI換算のコストを“見える化”してくれるツールです。私はこれで「月20万円ぶん(API換算)を月額1.6万円で使えている」と把握できました。
この記事では、ccusage のインストール不要の使い方と、実際の出力の読み方を、実例つきで解説します。
ccusage とは:ローカルログからコストを推定するツール
ccusage は、Claude Code がローカルに残す利用ログ(使ったトークン数)に、公開されているAPI料金を掛けて、コストを“推定”するツールです。
ポイントは2つ。
- Max / Pro では
/costが使えないので、「どれだけ使ったか」を知る手段が実質これくらい。 - 表示されるのは“API従量課金だったら、いくら相当か”。実際の支払いはあくまで月額(定額)です。
つまり ccusage の数字は「サブスクで元が取れているかを測る物差し」として使うのが正解です。
使い方:インストール不要(npx)
Node.js が入っていれば、インストール不要でそのまま動きます。
# 今月の集計
npx ccusage monthly
# 日別
npx ccusage daily
# セッション別
npx ccusage session
# 5時間ブロック(使用量上限の枠)別
npx ccusage blocks
初回は依存パッケージの取得が走りますが、2回目以降はすぐ表示されます。bun や pnpm dlx でも動きます。
補足:ccusage は Claude Code のローカルログ(既定では
~/.claude配下など)を読みます。Claude Code を使っている本人の環境で実行してください。
実例で読む(概数)
月別(monthly)
私の環境(ヘビーに使った月)の例を、概数で示すとこんな感じでした。
Month Tokens Cost (API換算)
2026-05 約12億 約1,250ドル(約20万円)
2026-06 約12億 約1,250ドル(約20万円)※半月時点
これは「API従量だったら月20万円相当を使っていた」という意味。実際の支払いは Max 5x の月額1.6万円(100ドル)なので、ざっくり12倍お得だったと分かります。
日別(daily)
Date Cost (API換算)
2026-05-20 約40ドル(約6,400円) ← 重い開発日
2026-05-21 約7ドル (約1,120円) ← 軽い日
日によって数倍〜十数倍の振れ幅が出ます。「がっつり作る日に跳ね、軽い日は下がる」のが実態で、月で均すと前述の額に収まります。
5時間ブロック(blocks)
blocks は、Claude Code の使用量上限(5時間ローリングウィンドウ)の枠ごとに集計してくれます。「いまの枠でどれくらい使ったか/上限に近いか」を体感するのに便利です。
活用法:何が分かる・何に使えるか
- サブスクの元が取れているか:API換算コストが月額を超えていれば、もう元は取れています。私のように12倍なら言うまでもなく。
- 重い日・重い作業の特定:daily で跳ねた日を見れば、「何にトークンを使っているか」を振り返れます。
- 常時モニタリング:ccusage はステータスライン表示にも対応しています。画面下に常にコストを出しておくと、使いすぎに気づきやすい(→ ステータスライン設定の記事で詳しく)。
注意点:あくまで“推定”
- ccusage の金額は ローカルのトークン数 × 公開API単価の推定値です。実際の請求(定額)とは別物。
- キャッシュ読み込みは割安(通常入力の数分の一)など、料金体系の細部までは完全再現しません。ざっくりの目安として使うのが吉。
- とはいえ「桁感」を掴むには十分で、プラン選びの判断には実用的です。
まとめ
- Max / Pro は
/costが使えないが、ccusage ならローカルログからコストを可視化できる。 npx ccusage monthly / daily / blocksの3つを押さえればOK(インストール不要)。- 数字は「API換算=どれだけ使ったか」。月額と比べて元が取れているかを測る物差しに。
- 常時見たいならステータスライン表示と組み合わせると最強。
「なんとなく不安」を「数字で把握」に変えると、Claude Code はもっと気持ちよく使えます。
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